マウントとるやつは、下品の極み #オフィス諸行無常
事あるごとに思い出す
永井均 「子どものための哲学対話」名文
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「ネアカ」と「ネクラ」の話
「ネアカっていうのは、根が明るいってことで、ネクラっていうのは根が暗い
ってことなんだよ。表面的な明るさや暗さじゃないよ。根だよ。
根が明るいってことがだいじなんだ。根が明るい人っていうのはね、
いつも自分の中では遊んでいる人ってことだよ。勉強しているときも、
仕事しているときも、なにか目標のために努力しているときも、
なぜかいつもそのこと自体が楽しい人だな。」
たったひとりのときでも?
「そうだよ。根が明るいっていうのはね、なぜだか、根本的に、
自分自身で満ちたりているってことなんだ。
なんにも意味のあることをしていなくても、ほかのだれにも認めてもらわなくても、
ただ存在しているだけで満ちたりているってことなんだよ。
それが上品ってことでもあるんだ。
根が暗いっていうのはその逆でね、なにか意味のあることをしたり、
ほかのだれかに認めてもらわなくては、満たされない人のことなんだ。
それが下品ってことさ。」
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